駅伝部・陸上部のサイトは、学校公式サイトの中の部活ページと、独立した公式サイトのどちらが良いか。検索・更新・導線の観点で、実際に大学駅伝部の公式サイトを運用している立場から比較します。
結論:更新を続けられる前提があるなら、独立した公式サイトが有利です。学校サイト内の部活ページより、(1)検索での見つかりやすさ (2)更新の自由度 (3)入部・OB・スポンサーへの導線設計、の3点で勝ります。
学校公式サイトの中に部活ページを置く形には、構造上どうしても出てくる制約があります。
学校サイトの下層(/club/… のような深い階層)に置かれると、「校名+駅伝部」で検索したときに上位に出にくく、部のページとして独立した評価が得られにくくなります。
大会結果や選手の更新を学校の広報担当や共通 CMS の権限を通す必要があると、反映が遅れます。シーズン中にすぐ載せたいときほど、承認を待つ時間が効いてきます。
学校共通テンプレートに縛られ、デザインや構成の自由度が低いため、チームの個性や強さ、入部の魅力を十分に伝えきれません。
独立させると、検索・更新・導線のそれぞれで部に主導権が戻ります。
独立したサイトにして構造化データや表示速度まで作り込むと、チーム名での検索で公式が上位に出やすくなります。最新情報が、古い記事や流れていくSNSより先に届きます。
大会結果やニュースを承認待ちなしで反映できます。更新の主導権が部に戻り、シーズン中の動きにそのまま追いつけます。
入部希望者向けの案内、OB会費の集金、スポンサー掲載など、部に必要な導線を自由に置けます。学校共通レイアウトでは作りにくい部分です。
私自身、日本体育大学の駅伝部にいた頃の実感です。当時の公式サイトは外部に委託していたものの、ほとんど更新されていませんでした。入学した頃はメンバーの写真こそ載っていましたが、自己ベストや戦績は古いまま。見たい数字が反映されておらず、結局はSNSを追うしかなく、それでは限界がありました。独立したサイトがあること自体より、そこが生きた情報で埋まっているかどうかが効く。これは身をもって感じたことです。いまは日体大・大東大の公式サイトを運用する側として、その逆を実際の制作実績としてやっています。
次のいずれかに当てはまるなら、独立を検討する価値があります。
逆に、更新する人も予定もまだ決まっていない場合は、無理に独立させず、まず学校サイト内ページで小さく始めるのも正しい判断です。独立サイトは「更新が続く」ことで初めて価値が出ます。続け方の全体像は公式サイトの作り方ガイドにまとめています。
学校内ページから独立サイトへ移すときの基本手順と、検索評価を落とさない注意点です。
制作費と、続けるための運用費がかかります。一方で、無料の学校内ページのままでは得られない「検索での見つかりやすさ」と「更新の自由度」が手に入ります。費用の目安は費用ガイドにまとめています。
部の公式サイトとして独立して運用する場合も、学校・顧問への共有は必要です。多くは「学校サイトから公式サイトへリンクを張る」形で両立できます。
部内で担当を決めて更新する方法と、大会結果の反映などを継続代行する運用サポートを使う方法があります。続けられる体制をつくることが、独立サイトを活かす鍵です。
両立できます。学校サイト内には簡潔な紹介とリンクを置き、詳しい情報・最新の更新は独立した公式サイトに集約すると、それぞれの役割が活きます。
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