無料ツールでの自作、学校サイト内のページ、一般の制作会社、競技特化のサービス。それぞれに向く状況が違います。制作の依頼を受ける側の立場から、自分たちに不利な場合も含めて正直に比較します。
結論:部のホームページの作り方は、無料ツールで自作・学校サイト内ページ・一般の制作会社・競技特化サービスの4つに大別できる。費用だけでなく「大会結果を載せ続けられるか」「担当が代わっても引き継げるか」の2点で選ぶと失敗しにくい。
評価軸は、部のサイトで実際に困る順に並べています。費用は入口にすぎません。
| 比較軸 | 無料ツールで自作 | 学校サイト内ページ | 一般の制作会社 | 競技特化サービス |
|---|---|---|---|---|
| 初期費用 | かからない | かからない | 会社と規模による(個別見積もり) | 5万円〜(規模による) |
| 立ち上げの速さ | 早い。その日から作れる | 学校側の手続き次第 | 要件定義から。数週間〜 | 数週間〜(型がある分だけ短い) |
| 大会結果・記録の見せ方 | 自分で設計する必要がある | 定型ページに収まる範囲のみ | 要件として伝えれば作れる(設計は依頼側の仕事) | 戦績・記録の見せ方が最初から前提 |
| 更新の続けやすさ | 担当者の熱量に依存する | 学校側の運用ルールに依存する | 更新契約の有無による | 結果反映の代行まで含められる |
| 担当交代時の引き継ぎ | アカウントが個人に紐づき、途切れやすい | 学校に残るため途切れにくい | 契約が続く限り残る | 契約が続く限り残る |
※ 競技特化サービスの費用はTobelの料金(スタータープランは初期5万円+月額1万円〜、税別)を基準にしています。一般の制作会社の費用は会社・規模の幅が大きいため、この表では金額を書いていません。
第102回箱根駅伝の出場20校を実際に調べると、選び方の基準が見えてきます。
2026年7月に箱根駅伝出場20校のWeb発信を全数調査したところ、15校が部専用の公式サイトを持ち、専用サイトのすべてに大会結果ページがありました。強豪の水準では「専用サイト+結果の継続反映」が標準装備です。一方で、旧ドメインが失効して無関係のサイトに転送されてしまっている例も1校あり、作り方より続け方が難しいことを示しています。
調査の数字と20校の一覧は箱根駅伝出場20校の公式サイト実態調査にまとめています。
依頼を受ける側として、外注が答えにならない状況を先に書いておきます。
逆に、更新が半年止まっている・大会結果がSNSにしか残っていない・入部希望者向けの情報が整理されていない、のどれかに当てはまるなら、外注を検討する価値があります。内製か外注かの詳しい判断基準は内製 vs 外注の記事にまとめています。
作れます。WixやJimdo、Googleサイトなどの無料ツールで、部の紹介や活動予定の発信は十分始められます。難しいのは作ることではなく、大会結果を反映し続けることと、担当者が代わっても更新が途切れない体制です。
発信の目的によります。活動報告だけなら十分なことも多い一方、入部希望者への訴求や大会結果の蓄積までやりたい場合は、学校側の運用ルールが制約になりがちです。判断基準は独立サイトと学校サイト内ページの比較記事にまとめています。
作る技術に大きな差はありません。違いは要件を言葉にする負担です。一般の制作会社では「戦績をどう見せたいか」を依頼側が設計して伝える必要がありますが、競技特化のサービスは大会結果・記録・選手紹介の見せ方を最初から前提として持っています。
切り替えられます。実際、まず無料ツールで始めて、本気で見つけてもらいたくなった段階で作り替えるのは現実的な順番です。切り替え時に困らないよう、無料ツールの管理アカウントを個人ではなく部で管理しておくことだけは最初に決めておいてください。
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今の発信状況と目的を伺い、無料ツールで十分ならそうお伝えします。外注が活きる状況なら、何から作るべきかを2〜3点、無料でお送りします。